こんにちは!
ミチです!
今回は、元某有名資格学校の運営担当としておすすめの資格を紹介します!
色々あるのですが、今回はビジネスでも日々の生活にも役立つファイナンシャルプランナーという資格の話しをしたいと思います。
この資格は一度は聞いたことがあると思います。
ただですね、この資格をあまりにも過小評価している人が多いんですよ。
もしくは、資格をとっても意味がないとかですね。
はっきりいいますね。
そういうことを言う人ほど、金融リテラシーが極端に低いと思っています。
日本は、「お金」という「金融」に関して勉強する機会が圧倒的に少なく、金融知識がないに等しい状態です。
そのため、自身の親の金融知識や経験がそのまま子に受け継がれるかたちになります。
例えば親が金融資産を増やす方法や節税の方法など金融知識が少ないとそのまま子も学ぶ機会がなく、そのスキルが少ないまま成人になります。
人生100年時代と言われている中で、自身のライフプランが明るく健やかな人生を過ごすためには、早いうちから考え、特に金融資産には早めに着手するべきです。
生きていくにはどうしても「お金」が必要になります。
その「お金」という「金融」に関して専門的に学べ、そして専門家になることができる資格が「ファイナンシャルプランナー(FP)」です!
お金の勉強が少ない日本では、この資格は金融全般を学ぶ登竜門的存在で、とても有用な資格と考えています。
それでは、冒頭が長くなりましたがどのような資格かを説明していきたいと思います。
この内容の構成は以下の通りです。
ファイナンシャルプランナーとは?
結論から言うと将来の夢や目標というのをより具現がするためにライフプランに落とし込み、それに向けて問題点を発見・解決して実現できるようアドバイスを行う仕事がファイナンシャルプランナーです。
日本ではそのような仕事は銀行や証券が思い浮かぶかもしれません。
しかしながら、外国ではこの仕事で独立している方も多くおり、それだけ外国は金融リテラシーが個人レベルでも高いということが分かります。
その点で日本では遅れているところもあり、個人でも金融、不動産、税金、保険など初歩的な内容でも分かる方が少ないです。
ファイナンシャルプランナー(FP)は、将来の夢や目標というライフプランを実現するために、金融・保険・不動産・税金・年金・ローンなど幅広い知識が必要となり、その前提にも経済に関する知識も必要となります。
そのように幅広い知識をもって、最良と思われるお金のコンサルティングを行っていきます。
たとえ関連している仕事についていない、専業主婦、学生であったとしても、生きていく上ではお金から離れることはできませんね。
就職して、車を購入して、結婚して、家を買って、子供が生まれて、退職して、老後の生活など人生には必ずイベントがあり、お金がつきまといます。
そのイベントを先回りして考えて、いつまでにいくら必要かということあらかじめ算定しておき、それが実現するように対策をするんです。
家を購入するときも住宅ローンや税金、または確定申告、子供や奥様の保険、または金融商品でお金を守りながら増やすなど知識を増やすだけでも色々と対策できます。
よって関係している仕事でなくても自己啓発で知識をつけるだけでも全然違うんですね。
そこから興味をもたれてより深く追及される方もでてきます。
知ってると知らないでは、長い人生の中では雲泥の差がでてくると思っています。
そのような資格の内容ということもあり、自己啓発の手段として学習する人はもちろん、資産運用や金融商品を提案する銀行、証券会社、保険会社の社員、住宅販売を行う不動産会社の社員、また業務に活かすために取得を目指す人など、とても幅広い層に有用な資格となっています。
■お金に関する幅広い知識が身につく!
■身につけた知識が実生活で役立つ!
間違いないと思います。
ぜひチャレンジされてください!
ちなみに私もこの資格を取得しています!
私が資格学校にいた時も自己啓発のために資格取得を目指す方からビジネスパーソンまでたくさんいましたよ。
試験概要
ファイナンシャルプランナーの認定する資格団体は二つあります。
①FP技能士
指定試験機関(一般社団法人金融財政事情研究会)が実施する国家資格で、1級から3級まであります。
また、国家資格の2級FP技能士に合格すると、下記の日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した上で登録手続きを取れば、AFP資格が取得できるため、2級FP技能士とAFPはほぼ同等です。
②AFP、CFP
日本FP協会が認定しています。こちらは民間資格となります。
AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャルプランナー)
国家資格の2級と同等レベルの資格です。上記の国家資格と異なるのは最新の知識を継続して身につけるために、2年ごとの資格更新、所定の継続教育が義務づけられています。
CFP®(サーティファイド ファイナンシャルプランナー)
2019年2月現在、世界24カ国・地域で導入されているグローバル資格です。AFPの上位資格となり、2年ごとの資格更新の際に、所定の継続教育が義務づけられています。
国家資格の1級と同等レベルと考えても差し支えなく、最高位の資格となります。
どちらの資格もファイナンシャルプランナーの資格には変わりはありません。
学ぶ範囲もほぼ同じです。
ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、税金、不動産、相続・事業承継などの専門分野を学んでいきます。
元資格学校の運営担当からすると、3級の登竜門がある国家資格の方で勉強を始める方が多かったです。
また、上記にも書きましたが国家資格の2級FP技能士に合格すると、下記の日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した上で登録手続きを取れば、AFP資格が取得できるため、こちらから始める方が多いのだと思います。
関係しているお仕事に就いている方は、会社からの指定もあり日本FP協会の民間資格の方を受講される方がいましたね。
レベル的にはこんな感じです。
3級FP技能士・・・生活に役立つ、そしてお金の知識が身に付く
2級FP技能士、AFP・・・仕事に活かせる、お金のスペシャリスト
1級FP技能士、CFP・・・独立開業や社内プロフェッショナル、FPの最高峰
どちらを取得されるかは資格団体のホームページをご参考下さい。
試験内容が団体で異なります。
■一般社団法人金融財政事情研究会はこちら
■日本FP協会はこちら
迷ったら、登竜門資格がある国家資格の3級からスタートしましょう!
難易度は?
私自身がこの資格を取得している身として、2級FP技能士やAFPまでは通常に勉強していれば合格できるレベルだと思います。
国家資格と民間資格で比較すると、公表されているデータを確認した限りでは日本FP協会の方が合格率は高めです。
民間資格の日本FP協会の過去の合格率を見ると、FP3級の合格率は、学科が70~80%、実技は80~90%ほどで、FP2級の合格率は、学科が40~50%、実技は50~60%ほどです。
一方、国家資格の方を見てみると、FP3級の合格率は、学科・実技ともに60~75%程度ほどで、FP2級については、学科の合格率が25~35%程度、実技の合格率は35~50%程度となっています。
1級レベルとなると10%あたりになり、さすがに難関となってきます。
実技試験と聞いて、拒絶反応される方もいるかもしれませんが、大丈夫です!
実技試験は、記述式で株式の割安性や収益性を計算したり、保険証券を読みとったり、キャッシュフロー表を作成したりするのですが、計画通りに学習すればちゃんとできるようになります!
学習期間は?
人それぞれありますが、元資格学校の運営担当の経験からすると以下のような感じです。
※1級やCFPは、業界の方が多いのでここでは省きます。
■3級
標準学習期間・・・3か月(経験者や業界の方は、1か月から2か月)
予定時間 ・・・100時間から150時間
■2級技能士
AFP
標準学習期間・・・6か月(経験者や業界の方は、4か月ほど)
予定時間 ・・・200時間から300時間
これはあくまで無理なくペースを守って勉強する標準期間と思ってください。
時間があり短期集中であれば、より短くすることももちろん可能ですよ。
資格学校それとも独学?
時間がどれだけ確保できるかにもよりますが、3級は独学で充分合格レベルまで達することが可能だと思います。
本屋で売っている参考書に関しても最近はかなり良いものになっており、初学者にもやりやすい内容になっています。
FPの学習範囲はとても幅広いので、苦手分野もでてくるかもしれませんが、ゆっくりでも確実に進めば大丈夫です。
そして、2級やAFPとなると独学でもできますが、つまづく方も多くでてくると思われます。
実際に資格学校にいた時もそうでした。
2級やAFPレベルでは可能であれば資格学校をおすすめします。
合格率は高めですが、範囲も広く、実は途中で脱落してついてこれない方や理解不十分などで試験に失敗する方も少なくありません。
2級レベルとなると学習期間で約半年というけっこうな期間をとられるので、モチベーションの維持も大事です。
確実に合格を目指すには、慣れない用語や質問などすぐに解決でき、スムーズに学習がすすむ環境がある資格学校をおすすめします。
もちろん経験者や時間がある方は、独学でも可能ですよ。
どういう人が向いている?
この資格は資産運用のプロとして、金融系の業界を目指している学生さんは絶対に取得しておいた方がよいです。
例えば銀行、証券、保険、不動産、商社などですね。
例え3級技能士を取得するだけでも、その業界には興味があるというアピールに繋がり、他のもっていない学生さんとは差がうまれます。
もちろん、既に業界に就職している、キャリアアップを目指している、転職を考えている方も有利になる必須スキルと私は考えています。
私自身の知り合いや担当の銀行員の方がいますが、皆さんは最低でも3級の資格、一番多いのは2級もしくはAFPが多いです。
私の担当の銀行員と証券の方は、「1級」か「CFP」のどちらかを必ず持っていますね。
その金融のプロたちがもっている資格は、我々も勉強してチャレンジすることができます。
そして、自分自身が身につけ金融に強くなれば、将来に向けてのライフプランが明るくなるはずです!
ファイナンシャルプランナーというのは、ビジネスだけではなく、日々の生活にも大きく役立ちます。
関係している金融業界に在籍していなくても、勉強して取得をすることで金融全般について強くなります!
金融業界にいる人もそうでない人も、お金に関する勉強をもっとするべきなんです。
人生100年時代、老後のお金などライフプランについて早いうちから考えてみませんか?
まとめ
いかがでしたか?
お金という金融知識を学ぶにもってこいのファイナンシャルプランナーの資格をおすすめしてみました。
何度もいっていますが、この資格は絶対に役に立つと私は思っています。
それほど、金融知識を持っている方が少ないです。
金融リテラシーが高い方が、良い人生を送れるのは間違いないです。
知らないことを誰かに聞いてうのみにするのは一番よくないです。
自分の大事な資産を将来に向けてどうするか。
くどいですが再度言います。
健康で楽しい人生を送るライフプランを作るにはもってこいの資格ですよ!
周りから「ファイナンシャルプランナーの資格なんて・・・」ということを聞いたとしても一切無視で大丈夫です!
そういう人は本当のお金の知識を知りませんから!
人生に必要な知識を正しく身につけたもの勝ちですよ!
勉強した人が知識をつけて、実社会でも力を発揮し、ビジネス力もアップ、そして生活でも豊かになります!
ぜひ、チャレンジしてほしい資格です!
今後も元資格学校の運営担当として経験に基づいた資格の内容であったり、勉強方法をお伝えしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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