資格の勉強

東証1部上場の元人事担当、資格学校運営経験者が明かす、「資格取得は必ず就職や昇進昇格に役立つ!」

こんにちは!

ミチといいます!

皆さん資格は何かお持ちですか?

一度は何か資格取ろうかな~と考えたことがあると思います。

もしくは、すでに実行に移している方も多いと思います。

そこで、皆さんが疑問にもっている資格を取得したら本当に就職活動や企業の昇進昇格に役立つのかリアルな現状を経験している立場からお伝えします!

まずは、結論から。

間違いなく役立ちます!評価されます!

私は、1部上場企業の人事担当者をやっていました。採用もやりましたし、給与計算もやりました。

そして、今まで転職した一つに資格学校の運営にも携わっていました。

今まで経験し、その道のプロでもあると思います。そのリアルな現場からお伝えします。

どんな資格でもいいの?

資格というのは専門的な知識になるので、勉強することで無駄になることは絶対にありえません。

しかしながら、今後の自分のやりたい分野や就きたい仕事に関係していることがベストです。

その方が、すぐに役立ちますし、勉強したことがすぐに発揮できる可能性も高く、モチベーションが高い状態を維持したまま勉強をすすめることができると思います。

例えば、web系の仕事に就きたいのであればプログラミング関係の資格もいいですし、デザインの学校でイラストレーターなどの分野を学べば、仕事に直結してすぐにでも活かせることができます。

社会人であれば、例えば不動産を仕事にしているのであれば「宅地建物取引士」の資格を勉強すれば、仕事にも役立ちますし、また、不動産取引業でしたら会社側にとっては業務に従事する者5に1人以上の割合で宅建士を置かねばいけなく、また事業所ごとに専任の宅建士を置かなければならないと宅建業法で定められているため、需要も高いです。

このように自分が今やっていること、やろうとしていることに関係している資格の方がすぐに資格の知識を活かせることができますし、学習するにあたっても興味をもってモチベーションをあげて取り組めると思います。

資格の名前だけで選んでやろうとしても体が勉強しようと思いませんから、まずは置かれている状況の中で身近な関係している資格を選ぶのがよいと思います。

就職活動ではどういうところをみてる?

元大企業の人事担当者を経験し、学生や中途採用の履歴をたくさん見てきました。

履歴書や職務経歴書など見るポイントはたくさんあるのですが、その中でも必ず保有資格を見ます。

また、現状では例え保有資格がなくとも具体的な資格名を書いて勉強中と書いてあるだけでも評価します。

やはり他の方より頑張っていることがわかれば、それは評価につながります。

ただ、一般的な取得レベルから離れていて明らかに書いてるだけの資格であれば評価はしません。

例えば、中途社員の採用活動で「英検3級」とあっても、目に留まることはありません。

ですからその応募した業界に関係している資格、希望している職種に関係している資格を持っているとやはり目がとまり、面接の話題にもなります。

面接担当者が話題にだすのはそれだけ評価している証拠です。

本来面接は受ける側が企業にアピールする場ですからね。

大学生の就職活動では集団面接をする場合など、他の学生が何も資格ないのに一人だけ保有資格欄に記載があるとやはり目にとまりますよ。

努力した形成があり、アピールポイントですからね。

次に実務経験ですが、あるにこしたことはありませんが、未経験であっても十分に評価の対象になります。

新卒でも中途採用でもです。

資格をとっても経験を積むことがだきないことが多いですが、その企業に応募するためにまずは自分自身を鍛えて資格を取得したのであれば、そのポテンシャルを評価に入れることが非常に多いです。

会社側としても資格を勉強しているまじめな方を採用したい気持ちももちろんありますから。

なので、実務経験がないと就職には不利だとは考えなくてよいです。

それで資格の勉強をためらっているなら、気にせず勉強を始めて少しでも早く資格取得を目指してください。

企業に勤めている場合では資格取得のメリットはなに?

働きながらの資格取得はスキルアップに直接つながります!

その他にも昇進・昇格の判断材料にもなりますよ。

私自身、転職を経験し、また皆さんがおそらく知っているであろう東証1部上場企業の人事部採用担当していましたが、年に1回もしくは2回ほど保有資格などの更新を行うために社内アンケートがあります。

その時に保有資格などを記載するので人事部は誰がどのような資格を持っているか把握することができます。

そのように人事部はデータを集めて、人事異動や昇進・昇格の判断の一つで見ていきます。

例えば、経理部長から「資金管理チームを強化したいから数字に強いメンバーを新たにいれて補強したい」と話しがあったとしましょう。

その中で、未経験でもいいから数字が読める、もしくは興味があるという裏付けで「簿記3級以上」をもっているメンバーを部署に迎えいれたいと話しがあれば、人事はすぐにデータベースの中から該当者を引っぱってきます。

なので誰でもではなく、資格をもっていることが強みになり人事異動するチャンスにもなります。

また、自分からアピールすることもできます。

企業によっては、社内異動の募集を従業員自らの意思で応募できる「社内公募制」というのがあり、今の部署の上司の意思に関係なく、自分の意思で応募できる制度があったりもします。

資格勉強中や資格を取得したとなれば、行きたい部署に自ら応募し「資格を勉強している」もしくは、「資格取得済み」とアピールでき、他と差をつけることができますよ!

人事部は、業務以外に自分を磨き自己啓発しているメンバーを大きくプラスしてくることは間違いないです。

昇給昇格もそうですね。

だれかを主任にあげたい、給料を上げたいという中で、全員を同じく評価することは企業ではありえません。

皆が頑張っていても役職につけれるメンバーが一人であれば、誰かを選抜します。

その時の判断でも資格取得しているということは、大きなアピールになりますよ!

また、企業内には資格取得奨励金みたいな福利厚生がある会社もたくさんあります。

例えば福利厚生の一つで、「当社ではこのような資格が役立つので、補助金出すので積極的に受けてくださいね。」であったり、業務に直結しなくても勉強する方を応援という意味で資格取得の為の補助金を出してくれる企業がほとんどです。

受検費用をだしてくれたり、授業料の費用の半分を負担してくれたり、合格したら合格祝い金をだしてくれたり、企業によっては様々な福利厚生で補助金をだしてくれたりもします。

この福利厚生という従業員に対して補助をしてくれる会社の制度は、学生やフリーの人にはない大きなメリットですね。

企業勤めの方でも自分の会社の福利厚生が実際どのような内容があるのか知らない方も多く、申請できるのにやってない方もいるほどです。

企業に勤めている方は、一度どのような補助金があるか確認された方がよいですよ!

少し話しはそれますが、資格取得以外に旅行補助、引っ越し補助などあったら嬉しい生活補助がけっこうあったりするものですよ!

ぜひ、一度興味をもって自分の会社の福利厚生制度をご覧になってみて下さい!

最初に取得してみるおすすめの資格は?

ここまでご覧になってくださっている方は、何かしら自己啓発しようと考えておられる意識が高い方だと思います。

・就職を有利にすすめたい
・他の部署に異動したい
・転職したい
・周囲に認められたい
・給料アップ、昇格につなげたい
・何に向いているかわからないけど、とりあえず何か取得してみたい
etc

いろいろ理由はあると思います。

人事経験そして、資格学校に身をおいていた私としては、今後の役に必ず立ち、そして一番最初として手につきやすい資格として何がいいか考えました。

たくさんの資格がある中で、企業そして資格学校の両面で考えた結果はこれですね。

簿記です。

私の中では、これが最初の資格としては一押しだと思います。

ではなせか。

学生の就職面では、簿記3級であれば履歴書に書けます。

そして、数字にはある程度強い、もしくは興味があるということがわかります。

次に企業で働いている方。

どんな職種で、業務であっても企業で勤めている以上、数字は切っても切り離せません。

自分の部署の予算達成度、目標達成度はどうなのか。例え製造であっても、生産ラインのこの数値は前年、前月、前日と比べてどうなのかなどいくらでも数字はあります。

数字という定量的はものは、理由として裏付けになります。

数字がなく単に「多い、少ない」であればどんぶり勘定となり、説得力にも欠けますし、少しのズレが積み重なっていずれ大きなミスにもつながります。

私は数字に弱い社会人は、どんどん淘汰されていくと思っています。

簿記の資格は、学生であれば就職するにあたりその証明の一つとして書ける。

社会人であれば、数字を使って会議やプレゼンなどに説明でき数字に強いスキルとなる。

そのようなメリットがあります。

簿記で有名なのが「日商簿記」です。

例えば、簿記3級は、個人商店を想定した数字取引の流れで、資格取得も早い人は1か月で取得できます。

時間に余裕がある方であれば1週間で合格ラインに達成する方もいますが、速習で1か月、社会人の方は仕事をしながら空き時間に無理なくするのであれば、2か月もしくは3か月でやっていくのも手です。

簿記3級は難しい試験ではありません。

しっかり勉強すれば、合格できます。

先ほど、個人商店を想定した取引の流れと書いて、甘く見ている方もいるかもしれませんが、個人商店といえども一国一城の主です。

あたなが独立すればそうなります。

実際に勉強すれば、いかに大変かわかりますよ。

簿記の勉強を始めて、3級で挫折する方もいっぱいいるんですよ。

資格学校にいたときは、途中でいなくなる受講生の方がたくさんいました。学生であってもフリーであっても、もちろん社会人の方でも。

挫折する方は多いんですよ。ついてこれなくなって、来なくなる方もいますし。

頑張って勉強すれば、専門用語になってしまいますが、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)、決算など読めるようになるのにともったいなく思います。

よく簿記なんていらないって言ってる方が、周りでいるかもしれません。

でもそういう人に限って、数字を全く読めないですから。

自分の会社の決算のことを聞いてみて下さい。前年からどうだったか、どのカテゴリが悪かったのか、その理由はなんなのか。

ほぼ説明できないと思いますよ。

私の前にいた部署では月次のPLはどうなってる?とかよくいってました。

それはそうと私も日商簿記の資格をもっています。

人事以外に販売や営業のフロントにもいましたし、企画などのバックオフィスの部署もいましたが、どの部署でも数字は必要でしたよ。」

簿記を勉強することで数字に強くなるということは、今後の人生の役に立つことは間違いないと私は思っています。

私自身、企業の人事に属し、資格学校にも属していた経験から間違いないと思っています。

まとめ

いかがでしたか?

自己啓発の一つ、「資格取得」はスキルアップにもつながり、その証明にもあり、就職・転職・昇進昇格などメリットがたくさんあります。

デメリットしては、自由な時間を勉強でとられてしまうということがあげられますが、これは今後の人生に勉強したことがプラスに役立ちますのでメリットに変わると思います。

最初の登竜門的な資格からチャレンジしてもよいと思いますし、興味がある資格、業務に直結している資格から始めてもよいと思います。

徐々に資格難易度を上げていき、いずれ難関資格にチャレンジするのもよいと思います。

私自身も最初は、興味がある分野から始め、今では簿記はもちろんのこと業務に関係する資格をとり、難関国家資格にもチャレンジして取得できています。

決して頭がよいわけでもないし、有名な大学をでているわけでもないです。

学生の時は、ブービー(後ろから2番目)という成績もありましたが、資格取得を目指し勉強して実際に取得できた経験からすると、あまり学生のころの勉強力はそこまで関係ないとも思っています。

少しづつ継続的に努力して勉強すれば資格取得できますし、それが就職・転職・昇進昇格につながり、仕事に直結しているなら仕事も進めやすくなるというメリットだらけだと思います。

ぜひ、このメリットだらけの資格取得にチャレンジしていただければと思います。

今後も今までの経験から話せる、おすすめの資格や資格の種類や勉強方法、おすすめの学校などお伝えしていきます。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

 

 

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