こんにちは!
ミチです!
今回はシリーズもの第三弾です!
タイトルは「ローソク足と出来高の関係性に気づく力」です!
今回は前回の出来高編にローソク足をつけて、その関係性をより深堀りします!
結論から申し上げますと「出来高の違和感に気づいて、さらにローソクの違和感に気づけば、確度がアップしますよ」ということです。
前回、何かしら相場が動くときはチャートにそのサインが現れると書きましたね。
そのサインを見つける。
難しく考えないでください。
1つだけじゃなくて2つ気づけば、それだけでインする根拠が増えますね。
それだけ握力が強まるわけです。
何も考えずになんとなくインするのと色んなことに気づいて、その根拠をもとにインするのでは、精神的にも全然違うと思います。
普段からチャートは見ている→ローソクも見ている→出来高も見ているなど、しっかり毎日ご覧になっている方も多いと思います。
上がった、下がった、ゴールデンクロスした、デットクロスしたなど色々見方がありますね。
大勢がが見ているポイントからさらに一歩抜け出すと、それは大きな優位性にもなります。
それが毎回書いている「気づく力」なんです!
気づくか気づかないか、ぼんやり眺める人と何かを見つけようと意識して見ている方とでは今後に大きな差がでてきます。
人それぞれありますが、チャートには様々なヒントが隠れています。
もちろんシリーズにでていないサインもたくさんあります。
ぜひ、時間が許す限り色々な銘柄のチャートを見ていただき、何かを見つけてほしいですね。
「仮説と検証」を繰り返す。 そうすることで、その気づきがトレードの勝率がきっと高くなると思います。
オリジナルの手法がみつかるかもしれませんよ。
シリーズは続けていきますので、皆様の投資レベルを上げるためにも、たまにはこのブログを訪れていただければ幸いです!
Twitterもやっています!
投資に対する気づきを発信しています!
ミチ投資部
この内容の構成は以下の通りです。
ローソクと出来高の関係性①
ではいきますよ!
これをまずは見てください!
どう思いますか?
下にいく前に考えてくださいね!
ハイッ!そこのアナタ!すぐにマウスをスクロールしないで(笑)
ほうほう、なるほど~
何か気づいてくれましたか?
分からない方にヒントをだしますね。
次の画像をご覧ください。
気づきましたかね?
後ろの2つのローソクと出来高に違和感を感じませんか?
ローソクはヒゲがあるけど、ほぼ同じ大きさですね。でも出来高は?
あれれ?
ローソクは同じ大きさなら、出来高も同じ大きさになるのが普通じゃないの?
そうです!
そこに気づけるかどうか。
ローソク足から見ると、これは完ぺきではないですが包み線になってますね。
もし包み線がわからない方は、調べたらでてきますので、ネットで調べてみて下さいね。
ブログでも今後紹介しようと思っていますが、分からない方は先に調べてください。
この包み線は、簡単に言うと一つ前の陽線を陰線で包んだということで、陽線を否定したということです。
となると下落する可能性が高いということですね。
でも、待ってください。
先ほどの出来高は、半分の出来高です。
同じ大きさのローソク足なのに陰線の出来高が小さいぞ?
これをどう考えるか。
考えはまとまりましたか?
では、皆さんの考えがでたところで、この足の次を見ていきましょう。
その後は、どんどん上昇していってます。
これはですね。
売らせるためにローソク足を作った演出の可能性が高いです。
株価を上昇させるためには余計な売りを先に排除する必要があります。
そうしないと上げても利確売りが降ってきますからね。
それを避けるために大口は下げの演出を見せる必要があります。
丸坊主の大陰線、そして陽線を包んだ包み線となると、それを見たちょっとした知識のある個人投資家がヤバいと思って売ってきます。
しかし、大口の目的は利確売りの排除なので本気の陰線は見せません。
それが出来高に現れています。
陽線の時の買いの本玉を実はまだもっていて、大陰線の演出で個人を売らしてからどんどん上げていく。
それ以降、陰線安値を割らずにあがっていきました。
見事に大口にだまされたパターンですね!
しかし、この違和感に気づいた人はいるはずです。
その方は、売買の回転や買い増しなどの対策がとれたはずですね。
難しいですか?
もう少し頑張ってください!
次に行く前に理解できなかった方は、再度見てください。
まずはしっかりと頭に叩き込むことですよ。
初めて見る方は、理解するのが大変だと思います。
次に行く前に休憩してからでもかまいません。
コーヒー飲みながらでもいいですよ。
少しリフレッシュしたら、次にいきましょう。
ローソクと出来高の関係性②
ではいきますよ!
これを見てどう思いますか?
うーん、出来高がおかしいのはわかるなぁ・・・
そうですよ!まずはそこからです!
ではチャートはどうなっていますか?
何かおかしいところはありませんか?
ではヒントをだしましょう。
これもローソク足ばかり見ていると気づきませんが、ローソク足と出来高をセットに考えると違和感がありますね。
ローソク足の大きさはそこまで大きく変わってないのに最後のローソクは出来高が異常だぞ?
さらにその前の上髭陰線のところも出来高が異常だぞ?
髭の部分は往復するから出来高は多くて当然なんだけど、2つ前の下髭陰線と比べるとやはり出来高は異常だぞ?
色々分かってきますね。
上髭陰線は高値で利確売りがあり、戻されたと想定できます。
かなり大きな出来高なので、大きな売りですね。
私ならこの時点ですでに多くを利確していると思います。
問題は次ですね。
その後、上がっていっています。
この後、どうなったか予想できますか?
相場なので、上げ下げは結果論に過ぎないのですが、今後どうなる可能性が高いか考えるのは投資家として必須ですよ!
では、見ていきましょう。
結果は、ただ下がりになっていきましたね。
でも、これはある程度は予測できるんですよ。
イメージがわいていれば、空売りも仕掛けることができる。
蛇足ですが、私がたまにこういうツイートをつぶやいたことを見たことがありませんか?
「売りは買いながら売っていく」
そうなんです。
イメージがついていれば買いながら売っていく戦略もできますね!
既に利確しているのもあるので、利益を得ながら今度は売りを積み立てていく。
どちらもとれる戦略です!
失礼しました・・・話しを元に戻しますね。
これは先の上髭陰線の出来高増で大きな利確があったと予想できます。
では、なぜ翌日から上げたか?
1つはスイングの空売りで買い戻しで上げたもの。
もう一つは大口の支えがあったものです。
後者の内容をもう少し詳しく話しましょうか。
大口は利確するときは、基本は一回ですべてを売り抜けることはしません。
そんなことしたら大陰線出来高増がでまくりでバレやすいです。
バレてしまうと個人の売りも入ってしまい値幅がとれません。
なので、分割して売ることが多いんですね。
なので、これは一度は利確で下げたけど、上げる演出を見せることで、個人の押し目買いを誘っています。
そして、再び上げたところで大口の利確売りですね。
これは買いで支えながら高値で売っていると思います。
おそらくこの時の板では、買い板の少し下に厚い板を見せて、個人を安心させて買い板を集めさせ、集まった時に一気に買い板を引っ込めて落とすみたいなのを繰り返しやっていたのだと思います。
(注)これは板読み戦略の考え方なのでわからなけばスルーで問題ないです。
大口がほぼ売り切れば、あとは下がるだけですね。
買いは個人の力だけでは上がりません。そのうち利確売りが入り需給の逆転となり売りが売りを呼びます。
大事なのは事前の違和感をどう察することができるかが大事です。
何も考えることもせずにSNSのツイートに流されて上がるとばかり思っていると、こういう急落に巻き込まれることがあります。
しかし、事前に察していれば半益してポジションを減らす、ヘッジの売りを立てるなどリスク管理対策をとることもできます。
今回は2つパターンをだしましたが、注意してみればサインは気づける範囲内だと思います。
ぜひ、1日のどこかでご自身の持ち株、監視している株をじっくり見ていただく時間をつくっていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
3回目の「気づく力」では、ローソク足と出来高の関係性の紹介でした。
見てて面白いと思いませんか?
逆に見てて何か気持ち悪いなでもかまいません。
それが興味であり違和感でもあります。
そこに気づけば投資家としてのレベルアップですね!!
「気づく力」大事ですからね!!
今回の内容を見て、”そういわれるとそうだな”と思う方もいらっしゃる思いますし、実はなんとなくだけど気づいていたかもという方もたくさんいらしたかと思います。
何度も言っていますが”違和感”に気づいたら調べましょう!
その後、どうなっているパターンが多いのか。
仮説と検証ですよ!
まだまだ発信していきます。思いついたら書いていきますので順番が逆の場合もあるかと思いますがそこはお気になさらずに(笑)
単元で書いているので、一つの内容で完結できるように書いてます。
ゆっくりでいいです。
相場は逃げません。
自分のペースで学び、一歩一歩を着実に進んでいきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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ミチ投資部
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